
皆さんこんにちは!
合同会社Levi’s商会、更新担当の中西です。
本日は第2回溶接雑学講座!
今回は、溶接の種類とその特徴についてです
「溶接」と一言で言っても、実はさまざまな種類や技術があるんです。
それぞれの溶接方法には特徴や得意分野があって、現場や用途に合わせて使い分けられています。
今回は代表的な溶接方法とその特徴について詳しくお話ししますね♪
1. アーク溶接
最も一般的でポピュラーな溶接方法です!
電気の力を利用して金属同士を接合します。
特徴
比較的シンプルな方法で、初心者でも取り組みやすい技術です。
大きな鉄骨や建設現場での構造物、橋梁工事など幅広い現場で活躍します。
溶接部分は強度が高く、建物やインフラを支えるために欠かせません!
使われる現場
ビルの鉄骨組み立て、船舶製造、建設現場など。
2. TIG溶接(ティグ溶接)
見た目が美しく仕上がる、精密な作業に適した溶接です。
特徴
高い精度が求められるステンレスやアルミ、薄い金属の溶接に最適です。
火花がほとんど出ず、きれいに仕上がるので、美しさが重要な部品や装飾品にも使われます。
例えば、飲食店のカウンターや家具、機械部品、車やバイクのパーツ製作で大活躍!
使われる現場
精密機械、医療機器、インテリア製品、自動車部品など。
3. 半自動溶接(CO₂溶接)
作業効率が抜群に高い溶接方法で、大量の溶接をスピーディーにこなせます!
特徴
溶接機から自動でワイヤーが供給されるので、連続して作業を行えます。
鉄の接合に強く、強度の高い接合が求められる現場で多く使われます。
自動車工場や製造ライン、ロボット溶接でも欠かせない技術です!
使われる現場
自動車製造、産業機械、工場生産ラインなど。
4. ガス溶接
ガスを使って金属を加熱し、溶かしながら接合する昔ながらの技術です!
特徴
加熱温度を細かく調整できるので、薄い金属や繊細な作業にも向いています。
溶接だけでなく、金属の切断作業にも活用される便利な技術です。
アーク溶接が使いにくい場所でも活躍します!
使われる現場
修理・補修作業、金属加工、工場メンテナンスなど。
5. 最新のレーザー溶接
最近では、レーザー光を使った高精度な溶接技術も注目されています!
特徴
微細な部品や複雑な形状の接合に適しています。
火花や熱影響が少ないため、繊細な作業に最適です!
スマホやパソコンの精密部品製作にも欠かせません。
使われる現場
精密機械、電子機器、医療機器製造など。
溶接技術の進化!
溶接は古くからある技術ですが、時代とともに進化し続けています!
高精度化・自動化が進み、AIやロボットと連携する未来の溶接技術もどんどん開発されているんです。
次回は溶接が活躍する現場をお届けします!
溶接技術がどんな現場でどのように活かされているのか、皆さんも一緒にのぞいてみましょう♪
以上、第2回溶接雑学講座でした!
次回の第3回もお楽しみに!