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月別アーカイブ: 2023年1月

転職 求職 労働保険 ブラック企業 pt.1

こんばんは、合同会社Levi’s商会です。引き続きよろしくお願いいたします。

本日は、今年1月21日より仲間になりました。新入社員仮にBさんを紹介したいと思います。

ちなみに、右はBさん、真ん中は私で、左は次回紹介するCさんです。

Bさんは、今年で34歳になる、溶接経験ほぼゼロの新入社員です。

彼は、いわゆるブラック企業に勤めていましたが、前回のブログで紹介したAさんに紹介され、採用しました。

Aさんが気になる方は、前回のブログを見てみてください。

本題に戻りますと、BさんはAさんに劣らず、頑張り屋です。

去年10月頃から、「溶接を覚えたい」と弊社に応募してきました。

残念ながら、当時は教えられる人もおらず。不採用にしました。

しかし、Bさんはあきらめず。

ガス溶接、アーク溶接とフォークリフトの資格を実費で取得した後

「社長、給料は安くてもいいです、むしろなくてもいいです。週末だけでも働かせもらえませんか。どうしても溶接の仕事に就きたいです。」と言われました。

私は「スキルは時間と努力を与えれば身に付きます。しかし、性格はその人が長年生きてきた人生で決まってしまう。

あなたの性格は、まさに弊社が必要としているものですのでアルバイトとして採用します。」と伝えました。

正直、社員として採用したかったのですが、まだ在職中でしたのでアルバイトにしました 。

Bさんは、本職が休みの日は必ず出勤し、なんでもしました。

グラインダー仕上げからペンキ塗り、ちょっとした溶接や材料の運搬。本当になんでもしていました。

そして、ついに親会社から「B君を常時入れてほしい」と言われました。

そうなると、私も火が付きます!

すぐに、玉掛けクレーン講習の申込と同時にBさんに連絡。

「Bさん、弊社で正社員として働きませんか」

Bさんは、即答で「よろしくお願いいたします。」と返事してくれました。

めちゃくちゃ気持ちい返事でしたが、私は「流石にすぐというのは難しいけど、今勤めている会社に報告してから正式な入社日を決めましょう」といい、いったん話は終わりました。

ここからブラックな話が始まります。

11月下旬。Bさんから突然電話が来ました。

「社長、すみません。1月までここで働かないと給料もらえないので、1月からでもいいですか」

私は、少し動揺しました。

通常、従業員が辞職する場合2週間前に報告しなければなりません。

ただし、多くの企業では人材を補給するために1か月前に報告するように【お願い】をしています。

そう、お願いなのです。よって「○○日まで働かないと給料払いません」は完全にアウトです、ブラックです、違法なのです。

一応、Bさんにどうしたいかを確認しましたが「もめたくないので、できれば1月まで待てますか」と言われたので。Bさんの意見を尊重してそのまま待つことにしました。

12月下旬。再度Bさんから電話が来ました。

もう、いやな予感しかしませんね。

「社長、いろんなものを給料から天引きされています。生活が苦しくなりそうなので、社長のところで残業できますか。」ときかれました。

「残業は仕事の状況次第だけど、なにをそんなに引かれたのですか」と聞き返すと。

作業服、入場教育日当分、作業講習日当分などを引かれていました。

そして、引かれなければならないものがありませんでした。社会保険です。

労働者を雇えば社会保険は義務です。

作業に係る講習は仕事の一部です。

作業服は消耗品なので会社負担です。

業務委託の場合は違いますが、ほかの内容を確認したところ。該当しないため完全にブラック企業です!こういった会社が労働者の働く気力を奪っていきます。

労働局に報告しておきましたので、これからどうなるか楽しみです。

弊社では、労働保険を完全に揃えています。

資格取得支援も完備です。

退職後、資格等を取得してから1年以上勤務した場合は費用の返金も不要です。そもそも、資格手当がありますので、返金したところであんまり痛くないかもしれません。

作業服、革手などの消耗品はもちろん会社負担です。

弊社は、従業員なしでは成り立ちません。

会社に貢献したくなる企業を目指しています!

そんなこんなで1月下旬まで延ばされたBさん、本日無事に玉掛け技能講習とクレーン業務特別教育をお馴染みの那加クレーンセンターさんで取得してきました。

明日より、2日間教育を受け。2月1日から私とAさんと一緒に働いてもらいます。

Aさんもお話相手ができて喜ぶと思います。

では、Bさんの今後の活躍に期待を込めて、応援をよろしくお願いします。

週末 資格取得!!玉掛 クレーン

本日は、9月から我々の仲間になった新入社員を紹介します。

紹介と言っても、本人のプライバシーがありますから顔や、氏名は本人の希望により伏せておきます。

9月から入社したAさんは、現在25歳で若く、元気いっぱいの新人です。

面接を行ったときは、資格等を取得したばかりでした。しかも実費で。

アーク溶接特別教育、ガス溶接技能講習、JIS SA-3F 取得済でした。

「私は、溶接をものにしたい」と言われたのが印象的でした。

自ら資金を貯め、己に投資してきた彼の努力を無駄にしたくなかった私は、さっそく彼にできる仕事を探した。

数週間、客先と相談を行った結果、一社から許可をもらいました。

「経験はないが、若いから徐々に覚えるでしょう。」とあんまり期待されなかった

のが現実です。

しかし「頑張り屋」とは、まさしく彼に当てられるための言葉と思わせるほど、彼は頑張りました。

欠勤はもちろん、遅刻、早退は一切しない、休憩時間も必死に溶接の練習をした結果。製品の溶接を許してもらいました。

その調子で、一ヶ月以上頑張っていたら。お客様の親会社から彼を指名で「やってほしい仕事がある」と言われました。

私も彼も嬉しさのあまり飛び跳ねそうでした。

11月下旬頃から3分程度のUT検査対応の溶接を任せられるようになり、親会社に「玉掛と クレーンがないと少々不便です。今の彼は一人でも作業ができてしまうが、製品を反転や移動ができない以上、一人工として数えられない。資格を取らせてください。」と言われました。

これはつまり、3ヶ月程度で彼は親会社に必要とされるほどに腕を上げたのです。

評価すべき努力の結果です。

さっそく資格取得に向けて動きました。

実は今回の新入社員はフィリピン人です。妻の紹介でした。

そして、どんな外国籍の方でも一度はぶつかる壁があります。有名な言葉の壁です。

Aさんは話すことはできるのですが、読み書きは絶望的です。

よって、日本語で試験を受けることは無理でしょう。

そして、2022年から外国籍が資格の講習を受けるとき、事前にN4合格書の提出が要求されるようにもなりました。

N4とは、日本語能力試験の「N」と、レベルを表す数字の省略です。

日本語能力試験は、数字が小さくなるにつれて難しくなりますから。「N4」と聞いて大したことないと思う人も多いでしょう。

ですが、違います。

英語なら、どこの国もある程度は勉強するでしょうけど。日本語を勉強する国など、少なくとも、私は、聞いたことないです。

聞いたことない言語を片言覚えたあなたは、資格取得に挑戦しますか?

Aさんは今、そんな状態です。

そんな我々に救世主が現れます。

岐阜県各務原市にある株式会社那加クレーンセンターです。

ここでは、ポルトガル語、ベトナム語、英語、タガログ語などの言語に対応した講習が受けられます。(詳しくは、リンクを貼っておきますので見てみてください)

しかもこれだけじゃないです。週末講習も受けられます!

さっそく12月17,18、24と25の4日間に予約申込をします。すべて土日です。

そしてめでたく26日から工場ルール説明を受け、正式に親会社に常用契約を結ぶことができました。

Aさんが持ってきてくれた幸運なお仕事です。

したがって、給与を見直し、取得した資格と可能になった仕事の量に見合った給料を支払います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

下に那加クレーンセンターのリンクを貼っておきますので気になる方は見てみてください。

https://www.nakacc.co.jp/index.php

ホームページをリニューアルしました!

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今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。