こんばんは、合同会社Levi’s商会です。引き続きよろしくお願いいたします。
本日は、今年1月21日より仲間になりました。新入社員仮にBさんを紹介したいと思います。
ちなみに、右はBさん、真ん中は私で、左は次回紹介するCさんです。
Bさんは、今年で34歳になる、溶接経験ほぼゼロの新入社員です。
彼は、いわゆるブラック企業に勤めていましたが、前回のブログで紹介したAさんに紹介され、採用しました。
Aさんが気になる方は、前回のブログを見てみてください。
本題に戻りますと、BさんはAさんに劣らず、頑張り屋です。
去年10月頃から、「溶接を覚えたい」と弊社に応募してきました。
残念ながら、当時は教えられる人もおらず。不採用にしました。
しかし、Bさんはあきらめず。
ガス溶接、アーク溶接とフォークリフトの資格を実費で取得した後
「社長、給料は安くてもいいです、むしろなくてもいいです。週末だけでも働かせもらえませんか。どうしても溶接の仕事に就きたいです。」と言われました。
私は「スキルは時間と努力を与えれば身に付きます。しかし、性格はその人が長年生きてきた人生で決まってしまう。
あなたの性格は、まさに弊社が必要としているものですのでアルバイトとして採用します。」と伝えました。
正直、社員として採用したかったのですが、まだ在職中でしたのでアルバイトにしました 。
Bさんは、本職が休みの日は必ず出勤し、なんでもしました。
グラインダー仕上げからペンキ塗り、ちょっとした溶接や材料の運搬。本当になんでもしていました。
そして、ついに親会社から「B君を常時入れてほしい」と言われました。
そうなると、私も火が付きます!
すぐに、玉掛けクレーン講習の申込と同時にBさんに連絡。
「Bさん、弊社で正社員として働きませんか」
Bさんは、即答で「よろしくお願いいたします。」と返事してくれました。
めちゃくちゃ気持ちい返事でしたが、私は「流石にすぐというのは難しいけど、今勤めている会社に報告してから正式な入社日を決めましょう」といい、いったん話は終わりました。
ここからブラックな話が始まります。
11月下旬。Bさんから突然電話が来ました。
「社長、すみません。1月までここで働かないと給料もらえないので、1月からでもいいですか」
私は、少し動揺しました。
通常、従業員が辞職する場合2週間前に報告しなければなりません。
ただし、多くの企業では人材を補給するために1か月前に報告するように【お願い】をしています。
そう、お願いなのです。よって「○○日まで働かないと給料払いません」は完全にアウトです、ブラックです、違法なのです。
一応、Bさんにどうしたいかを確認しましたが「もめたくないので、できれば1月まで待てますか」と言われたので。Bさんの意見を尊重してそのまま待つことにしました。
12月下旬。再度Bさんから電話が来ました。
もう、いやな予感しかしませんね。
「社長、いろんなものを給料から天引きされています。生活が苦しくなりそうなので、社長のところで残業できますか。」ときかれました。
「残業は仕事の状況次第だけど、なにをそんなに引かれたのですか」と聞き返すと。
作業服、入場教育日当分、作業講習日当分などを引かれていました。
そして、引かれなければならないものがありませんでした。社会保険です。
労働者を雇えば社会保険は義務です。
作業に係る講習は仕事の一部です。
作業服は消耗品なので会社負担です。
業務委託の場合は違いますが、ほかの内容を確認したところ。該当しないため完全にブラック企業です!こういった会社が労働者の働く気力を奪っていきます。
労働局に報告しておきましたので、これからどうなるか楽しみです。
弊社では、労働保険を完全に揃えています。
資格取得支援も完備です。
退職後、資格等を取得してから1年以上勤務した場合は費用の返金も不要です。そもそも、資格手当がありますので、返金したところであんまり痛くないかもしれません。
作業服、革手などの消耗品はもちろん会社負担です。
弊社は、従業員なしでは成り立ちません。
会社に貢献したくなる企業を目指しています!
そんなこんなで1月下旬まで延ばされたBさん、本日無事に玉掛け技能講習とクレーン業務特別教育をお馴染みの那加クレーンセンターさんで取得してきました。
明日より、2日間教育を受け。2月1日から私とAさんと一緒に働いてもらいます。
Aさんもお話相手ができて喜ぶと思います。
では、Bさんの今後の活躍に期待を込めて、応援をよろしくお願いします。