おはようございます。合同会社Levi’s商会です。
本日は前回話したCさんの紹介です。
Cさんは40代後半のブラジル人溶接工です。私と同様に日本語、ポルトガル語、スペイン語と英語と4ヶ国語を話せます。
私の場合はまだビサイヤ語がありますので私の勝ちですwww
冗談はさておき、Cさんはとても賢い方です。
今の日本で生活するには、正直色んな面で厳しいところがあります。
話題の賃上げも正直いつ効果を成し始めるのかも不明です。そもそも賃上げもいつになるかも不明ですよね。
そして我々には何ができるのでしょうか。
収入を増やすにしても、副業だったりと。自分の時間を減らす方法をとる方が多いでしょう。
しかし、Cさんは違います!
彼は支出に目を付けました。
収入を変えられないなら、支出を抑えれば財産は増える!まあ、当然ですよね。
Cさんは勤めていた派遣会社を辞め、自営業で仕事をするようにしました。
行う仕事は同じ、雇用形態が変わっただけです。
彼は派遣会社経由ではなく、直接弊社の工事を請け負う形で仕事をしています。
単純に中間にある派遣会社の手数料分売り上げが上がりますし、何より税金を節約できる形に自分自身を持っていきました。
通常従業員は給料をもらう前の段階で税金を引かれます。
この意味が分かりますか。
例えば、一つの税金を10%とします。
あなたの給料は¥200.000です。
この¥20万から10%の税金がかかりますので¥20.000の税金がかかります。
つまり、あなたの手取りは¥180.000になります。
簡単に説明するとこんな感じです。
では、自営業にしたとき。なにが変わるでしょうか。
まず、自営業だと税金は年に一度。確定申告をして決まります。
つまり、報酬をもらったあとに支払います。
同じ例で行きますと
あなたの報酬を同じ¥200.000にします。
この20万の中から経費を差し引きます。
例えば、工具、道具、交通費や交際費などで¥5万とします。
報酬額から経費を申告して所得を決め、そこから税金を支払います。
¥15万から10%の税金がかかり、¥15.000の支払い。
これだけで¥5.000の節税ができます。
こうして支出を抑えることができるってことにCさんは気づきました。
今では、各所で溶接工事をお願いしております。
引き続き頑張ってください。
Cさんを参考にしたい方は、今年10月からインボイス制度が始まることも頭に入れておいてください。