皆さんこんばんは、いつも読んでいただきありがとうございます。
本日は引き抜きについてお話したいと思います。
引き抜きとは字のごとく引いて抜いて自分のものにする行為です。
一般的にはそこまで重要視されないワードですが、企業にとっては一大事です!
多くの企業は会社規定で同職への転勤を禁止しています。それは、企業秘密が漏れるという観点から生まれた規定です。
はま寿司役員転職事件もまだ記憶に新しいでしょうから、それなりに理解している方も少なくないと思います。
ことは『迷惑行為』と同時進行しました。
『迷惑行為』が気になる方は前回の投稿をご確認ください。
自分の会社の企業秘密をもってライバル社に転職する。んー、いやですよね。。。
それをなんと、弊社がやってしまった。。。
本日、話し合いで解決できたので。
同じことが起きないため、読んでくれている方々が同じことをしないために、この内容を投稿します。
弊社は数多くの方法で求人をしています。そのひとつとしてソーシャルメディアがあります。
そのソーシャルメディアで溶接工を募集する際、私が昔に知り合った方から応募が来ました。狭い世の中ですね。
積もる話をした後、彼を採用する事にした。
段取から片付けまでが超迅速です!実技試験もなんのその。
親会社に初めて感謝されました。
「いい子連れてきたなあ」
この業界で感謝されるのってどのぐらいうれしいことか、一度やった人にしかわからないだろう。
ウハウハ状態ですねwww
『迷惑行為』がピークを迎えたところ、担当者に呼び出される。
担当者「聞いたか?」
私「Hさんが電話してきたことですか?」
担当者「それもあるが、この前採用した子。☆☆社の社員だったってよ。昨日、社長のところに連絡来た。」
一番もめたくない人です。彼の影響を受けて私は企業したと言っても過言ではないです。
直接的な接点はなかった、義兄から聞いた限りの情報で「こんな人になりたいなあ」と思わせる方です。しかも、ここ最近やっと接点ができ始めたばかりだった。
ショックです。
親会社の社長直々にお互いの社員を抜きあうな。と言われてたのに!
確認不足だ!
すぐ採用した人に連絡。
私「☆☆社の社員だったってなんで言ってくれなかったの?」
採用者「下請け会社を言っても分からないと思ったから、なんで?」
私「引き抜き扱いだよ、僕ら協力会社は親会社にそういうことするなって言われてる」
採用者「じゃ、俺仕事なくなったの?」
私「まだ、わからない。わかったら連絡する」
とりあえず、☆☆社に連絡して謝ろう!
「ぷっぷーぷーーぷー」
あれ?着信拒否?!(後にわかりますが、ただの妄想です)
「やっべー、これからの関係最悪だ」と思いながら。親会社社長からの着信!
心臓が口から出そうです。
私「お疲れ様です。」
社長「ごめん、うちのもんも気づかなかった」
私「えっ?」
絶対怒られると覚悟してたのに、逆に謝られた。
社長「けどな、お前もこれから色んな人と付き合いをしていくんだぞ、敵を作っては先に進めない。
お前らは子会社、つまり子供のような存在だ。親から見て子供たちが喧嘩しているのを見たくないもんだぞ。
そのつもりがなくても、お前は相手を不愉快にした。なら、謝っとくべきじゃないのか?」
心にしみる。本当に子どもに戻った気分になった。
私「はい、電話しましたけど。繋がらないです(妄想です)もし、社長に連絡が来たら、僕が謝りたいと伝えてもらえませんでしょうか」
社長「わかった。敵を作るなよ。これからのお前たちは協力しあわないとやっていけないぞ」
私「わかりました、ありがとうございます!」
多分、前回の件とタイミングが悪いところを気遣ってくれたと思います。
時間が経ち今日、再び社長直々から連絡が来る。
社長「今日☆☆社長と話したけど、『会議中に電話来て出てないだけです』って言ってたぞ。対応しないとは言ってないから電話してみ」
私「わかりました、わざわざありがとうございます!」
運転中だったから、速攻コンビニの駐車場に入って電話してみる。
「プルルルル」
おっ、鳴るやん!ダメだな、マイナス思考になってたんだろうな。
☆☆社長「もしもし」
本当だ!出てくれた!
とにかく謝る、すべては自分の確認不足で起きたことだから。
すると、やっぱりいい人だった。
もちろん、怒られました。面白くないですもん。
でも、とても理解力のある方です。
「これから、助け合って行こう」って言われた時はもう、認められた感じがして感動しました。
今日の教訓は
皆さんがどこで働こうとしてもそれは自由です。
いくら会社の規定で決められたとしても、皆さんは憲法によって守られている以上。その自由は保障される。
ちょっとだけその内容について書いてある記事を見つけたの載せておきます。
ですが、それはもしかしたら誰かを不快にするかもしれない。
その誰かが不快になったことで開いてたはずの扉が閉じてしまうかもしれない。
今回の件は完全にわたしの不注意で起きたことです。採用者でも親会社社長でも☆☆社社長でもなく私です。
今日学んだことを活かし、二度と同じことが起きないように引き続き頑張っていきたいと思います。